上手な医療のかかり方の
4つのポイント

「はしご受診」は
控えましょう!
同じ病気でいくつもの病院を受診することを「はしご受診」といいます。病院を変えるたびに「初診料」等がかかり、負担額が増えます。検査のくり返しは体への負担が大きくなります。
また、同じような作用の薬を毎回処方されることによる薬の重複や、複数の薬の飲み合わせによる副作用等を引き起こす場合もあります。


「はしご受診」は、
受診のたびに初診料や
同じような検査料等がかかり、
検査による体への負担や
医療費がかさみます。
<診療所(医科)の場合>


「かかりつけ医・
かかりつけ
薬剤師・薬局」を持ちましょう!
「かかりつけ医」とは、健康に関することを何でも相談できる身近で頼りになる医師のことです。
体の状態に応じた診療を受けられたり、必要なときに専門医を紹介してくれます。


かかりつけ薬剤師・薬局」をもっと詳しく
「話しやすく、相談しやすい」
「自宅や職場の近くなど、
通いやすい場所にある」など、
気軽に相談できる自分に合った
「かかりつけ医・かかりつけ薬剤師・薬局」を
見つけましょう!

ジェネリック医薬品を
選びましょう!
ジェネリック医薬品は、先発医薬品の特許期間終了後に、有効成分、用法、効能・効果が同等の医薬品と申請され、厚生労働省の認可のもとで製造・販売された、先発医薬品より安価な薬です。


協会けんぽでは、加入者の皆さまの自己負担の軽減や
医療保険財政にも効果をもたらすことから、
ジェネリック医薬品の使用を
促進しています。
徳島支部のジェネリック医薬品使用割合は
85.3%(令和7年3月分)です。
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先発医薬品と同等の効果
ジェネリック医薬品は先発医薬品と同じ有効成分を含んでおり、効果や安全性が同等と国から認められています。
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医療保険制度の維持に!
協会けんぽの加入者の皆さまが全てジェネリック医薬品に切り替えて使用割合が100%になると、年間で合計約4,800億円※の医療費軽減が見込めます。
※加入者がジェネリック医薬品を全く使用していなかった場合の医療費と、全てジェネリック医薬品を使用した場合の医療費の差額を試算したもの。(2024年度 協会けんぽ試算)
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ジェネリック医薬品に
変更するにはまずは、かかりつけの医師又は薬剤師に相談してみてください。
病院では医師の診察時、薬局では処方箋を薬剤師に渡す時に「ジェネリック医薬品に変更できますか」ときいてみてください。
よくあるご質問
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「かかりつけ医」ってどうやって見つけるの?
家や職場の近くのお医者さんにかかってみて決めましょう
病気の時以外でも、健康診断や予防接種などで身近な医療機関に行くことで「かかりつけ医」を見つけるきっかけになります。
身近な医療機関は「 医療情報ネット(ナビイ)」でも探せます。 -
「かかりつけ医」って必ず必要ですか?
普段から自分をよく知っているお医者さんがいると安心です
日頃の状態をよく知っている「かかりつけ医」であれば、ちょっとした体調の変化にも気づきやすいため、病気の予防や早期発見、早期治療に繋がります。ぜひ「かかりつけ医」を持ちましょう。 -
最近なんか調子が悪いけど、わざわざ大きい病院いくのもねぇ…。
そんな時に気軽に相談できるのが「かかりつけ医」のメリットです
日常生活における健康相談から体調不良による受診や通院など、「かかりつけ医」はどの世代の方にとっても健康をサポートしてくれる存在です。
症状に応じて必要な場合には適切な医療機関の紹介もしてくれますので、まずは身近な「かかりつけ医」に相談してみましょう。 -
夜中に子どもが熱を出した!救急車を呼ぶべき!?
夜間・休日の子どもの体調不良は、慌てず♯8000に電話を!
子ども医療電話相談♯8000とは、夜間・休日に子どもが体調不良になった時に、適切な対処方法や病院受診・救急車を呼ぶべきかなどの判断を、小児科医師・看護師に電話で相談できるものです。全国統一の短縮番号♯8000をプッシュすると、お住いの都道府県の相談窓口に繋がります。
子ども医療電話相談事業実施状況はこちらをご覧ください。 -
夜中に家族の体調が悪い!どうすればいいの!?
まずは慌てず♯7119に電話を!医療関係者に相談できて安心です
夜中でもすぐ病院に行くべきか救急車を呼ぶべきかなど、判断に悩んだりためらう時に、医師・看護師などの専門家に電話で相談できます。
♯7119は一部地域で実施しており実施エリアの拡大及び全国普及が進んでいます。
♯7119の利用方法や実施エリアはこちらをご覧ください。